2005年に起きたフローリング革命
これまで複合フローリングのメインであった突板フローリングに代り、シートフローリングが頭角を現したのが2005年。そこから約3年で勢力図は大きく変化、メンテナンス性、コスト面で優れているシートフローリングが一躍新築マンションのフローリング市場を席巻しました。
突板フローリングはどのようにメンテナンスするがベストなのか
シートフローリングが普及する前、築10年以上のマンションでは突板フローリング派が主流となっています。ちょうど経年によるメンテナンスが必要になる時期でもあり、「この際だしシートフローリングへ貼り替えてもいいかな」「いやいや、メンテナンスをちゃんとすれば大丈夫じゃないんじゃないの」といろいろ頭を悩ますところです。
突板フローリングを貼り替えずに生まれ変わらせる方法
シートフローリングはワックスがけの必要がないので、突板フローリングをお使いの方はメンテナンスの部分についてシートフローリングに大きな魅力を感じているのではないでしょうか。
ですが、フローリングを新たに貼り直すのは時間とコストがかかるという現実もあります。一般のご家庭ではかなりハードルが高いものになっています。
「時間とコストを抑えてシートフローリングのようにメンテナンスフリーのフローリングにしたい」一見すると無茶にも思えるこの要望を実現する方法が実はあるんです。
フロアリフレッシュで突板フローリングを高性能フローリングへ
突板フローリングを徹底して洗浄し、細かなリペアで元のきれいな床に復元。そのあとからエバーグラスコートでガラスコーティングする。この一連の作業をフロアリフレッシュといい、これが突板フローリングのままでシートフローリングと同等、それ以上の性能に生まれ変わる方法になります。
フロアリフレッシュの効果
フロアリフレッシュには様々な高性能効果があります。
・ガラスコーティングを施すことで耐傷性が高くなり傷がつきにくい
・耐水性、耐薬品性、耐熱性、耐湿性の向上
・メンテナンスフリー
・保護効果は10年以上
シートフローリングは水に弱いというデメリットがありますが、フロアリフレッシュならそういったことも全く問題がありません。
コスト面も貼り替えより断然お得
気になるコスト面ですが、突板フローリングかからシートフローリングへ貼り替える場合に比べコストパフォーマンスは高いものがあります。もちろんご家庭でワックスをかける場合と比較すれば費用が掛かりますが、10年の間、定期的にワックスをかける時間と労力、精神的負担を考えれば、決して高いものではないといえるでしょう。