築20年ほどの戸建て玄関扉をリフレッシュしたいとのご依頼をいただきました。
『年に一度は水拭き掃除と気づいたときに乾拭き掃除できれいにしてはいたものの、何だかみすぼらしく見える』とのこと。
早速現地現地調査にお伺いしました。
【現地調査】2023年3月
みすぼらしく見える原因は、『無垢材表面の日焼け』と『表面保護の劣化による汚れの蓄積=水拭き掃除による汚れの拡散とカビ発生』
- 薄いモカ? 塗装された枠に塗装? 無垢材が貼られた頑丈な鉄製の扉
- 無垢材が色褪せているのと黒ずんだ部分がある為、みすぼらしく見える
- 日常の清掃は汚れていたら乾拭き掃除で済ませ、年に2回ほど水拭きで掃除している
- 枠の塗装劣化とドアノブの色褪せ
これらを踏まえて、3通りのリフレッシュ方法が候補に上がりました。
1.『あく洗い』で“あく”“シミ”を洗い本来の無垢材表面に戻しTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスで仕上げる
“あく”なら取れ素材地に戻るが色塗装ならこれでは取れないため、現状のままの透明なTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスで多少濡れ色調の表面仕上げと撥水性と抗菌性能による雨の湿気からのカビ対策
2全体の軽研磨で汚れシミ・黒ずみを取り、色合いを調節しTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート抗菌プラスで仕上げる
軽研磨することで汚れシミが取れれば、統一感のある素地に透明なTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスで濡れ色調の表面仕上げと撥水性と抗菌性能による雨の湿気からのカビ対策
3.全体を軽研磨後、着色ガラスコートで色調統一、TOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスで仕上げる
軽研磨とカラーGコート(弊社・新商品)で木目を損なわず色むら(黒ずみ感)を統一、透明なTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスの2層仕上げで、撥水性と抗菌性能による雨の湿気からのカビ対策
どのリフレッシュ方法が最適なのか実際にテスト施工してみました。
テスト施工
目立たないか所(左端の一番下の1枚分)での本番同様の施工をあく洗い用の洗剤で拭き“あく”なら落ちると思われたが変化なし。 黒ずみは“あく”ではなくカビだった模様。 扉の表面全体を軽研磨してみると… 放置されたカビは金太郎あめのごとく削っても削ってもも出てきます
無垢材の厚みから研磨限界を探るも0.2~3ミリ程が限度かと…
テスト施工の結果結果
第1工事:扉表面
洗浄乾燥⇒表面の研磨⇒カラーGコート(弊社・新商品)⇒TOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスの2層仕上げ
第2工事:枠・ドアノブ 扉表面全体にTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラス2回目塗装(TOPコート2層構造) 枠は錆び処理後こげ茶色塗装、取っ手にエバーグラスコート+プラスで抗菌&防カビ性能
以上の方法に決定しました。
【工程】
第1工事:2023年3月末
「清掃」
アルコールで汚れを落とし乾燥 表面の毛羽立ちが心配なのでアルコールを使用。
「表面研磨」
画像全体研磨。全体はサンダーで軽研磨、端は手作業。
「カラーGコート着色・乾燥」 カラーGコート(弊社・新商品)で1層目のコーティング、無垢材の木目を生かした着色。 着色範囲が小さいのでハケを使用。施工規模によりローラーでも専用モップでも着色可能。
「TOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラス塗布・乾燥」
TOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスで2層目のコーティング、抗菌・防カビ性と耐久性と光沢を出す。完全硬化のための乾燥。
※完全硬化まで雨や水気を避けること。水分で白化してしまうので注意。
第2工事:2023年5月初め
「枠・取っ手の塗装」
リフレッシュ完了部分の養生。枠のさび落とし後、さび止め塗装とごげ茶色塗装。
扉表面全体にTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスをモップハケで2回目塗装で光沢UP ドアノブにTOP(抗菌・防カビ)エバーグラスコート+プラスをメラミンスポンジで塗布。
【メンテナンス】
- 乾拭き掃除でホコリなどをとる
- ひどい汚れ・こびり付きは水拭きOK、一般家庭用洗剤で拭き掃除する
- 抗菌・防カビ性能を維持するには、定期的な一般家庭用洗剤での拭き掃除が必要
- ドアノブの抗菌性能維持のためには、こまめな洗剤拭きまたはアルコール拭きで維持する
- キズをつけた時はオーク色のアタッチメントでキズを隠し、水性WAXを1ピース分塗布する
やはりこまめなお手入れが長持ちの秘訣なんですよね。日頃どのようなメンテナンスをしたらよいか分からないので、気が付くと随分と長い期間お手入れしていないといったケースが多いようです。
今回塗布したカラーGコート(弊社・新商品)で着色後、エバーグラスコート+プラスでTOPコートすれば、拭くだけお手入れで簡単お掃除+抗菌・防カビ性で超おススメです。
今回の現場で使用した材料 カラーGコート(新商品)、エバーグラスコート+プラスの販売は弊社へお問い合わせください。
▼お困りの方はお気軽にお問い合わせください