2023年7月18日
漸く受注となり2回目の現地調査で想定する工程テストします。
伺ってびっくり!
以前よりきれい!!! なぜ???
理由は7月に年3回のWAX掛けをしていたからでした。どおりで。
とにかく調査・調査。再度、詳しく園長先生からご要望をお聞きして…
「紙モップが引っ掛からない」
「汚れが落ちる、取りやすい」
「見た目にきれい、ずっときれい」
「子供たちの安全」
これらのご希望を叶えるべくテスト開始~
指示された1F保育室の隅でテスト開始。黒シミ(油性とカビ?)がある部分でしたが、劣化しているものの比較できる表面部分も残っていました。
【テスト1】 旧WAXを剝離
目的:少ない水分で剥離できるか
実際のテスト:通常のWAX剥離作業
結果:多層重ね塗りで取れにくい
【テスト2】 下地調整・研磨
目的:表面研磨で整えられるか
実際のテスト:サンダーで研磨
結果:表面劣化が部分的に差があり、どのくらい削れるか?統一は難しい
【テスト3】 着色補修・濃さ
目的:着色は必要か
実際のテスト:薄く着色
結果:表面劣化の程度で着色ムラがでる
【テスト4】 目止プライマー
目的:吸込みはどの程度か
実際のテスト:吸込みが凄い
結果:目止めが難しい。【テスト3】と【テスト4】の順番入替えが必要か
【テスト5】 TOPコート
目的:光沢の具合はどの程度か
実際のテスト:重ね塗り
結果:光沢はムラがあり上がらない
【テスト1】は機械を導入するのでビルメンさん作業 【テスト2~5】は弊社JWの作業
まとめ
テストからは仕上りの理想を想定できず。
旧WAXを剝離をして実際の床表面の顔を見て判断しないと何とも言えない!ということに、何とも情けない限りです。
しかし、各結果から考えうるできる限りの最善工程を模索してみました。
【テスト1】から
旧WAXの除去は極力少ない水で少ない回数での剝離作業
【テスト2】から
剥離洗浄後の表面状態は部分部分で違う想定し機械と手作業の混在で行う。すでに過去に削っているため、今回の研磨は薄くなるし部分的には研磨できないかもしれない。
【テスト3】【テスト4】から
着色と目止めの順番は、着色(必要)してから目止めすることに。着色の濃さは部分部分違うと想定し、全体塗装はモップ部分的調整は手作業する。
【テスト5】から
光沢は期待できないかもしれないが、塗ってみないとわからない。
経験上、テストの結果は本番で必ず生きてきます。さぁ~、8/1から開始です!暑い熱い作業ですね。
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