2023年8月1日
工事当日、AM8:30集合。
12日間(8/1~28)で約630㎡のリフレッシュのミッションがスタートしました!
入館腕章をして全員でねた場を作り材料や道具の搬入、終わったら施工範囲と状態をチェックします。
初めて見る『例の床』。現場を見たスタッフから「おぉ~」の声があがります。「まだWAXかかってるからマシ!」と心で思う私。
1~2日目のミッションは、全体剥離とピアノ下の完了です!
工程
①搬入
②荷移動
ピアノの移動、大きな棚類・遊具の移動
③工程チェックシート貼り
各施工箇所の工程進行チェックします。
④養生
紙クラフトテープの上にビニルマスカーテープで壁や施工外の床を保護します。
⑤剥離洗浄
水性樹脂ワックス用剥離剤に添加材で粘度を持たせ、水分の染込みを最小限に収めつつ旧WAXを剥離していきます。
ビルメンさんは打ち合わせ通りピアノ下から剥離開始し、ほぼ2日で約630㎡を完了しました。私たちも後追いリフレッシュ工程をこなし、ピアノを元の位置に戻して部分完了です。
剥離後の床の状態は保育室と廊下と遊戯室(体育館)・多目的室それぞれ違っており、フローリング表面が残っていたり、いなかったりと様々な顔を見せました。
2023年8月3日
3~7日目(お盆明けの8/21)までのミッションは、ピアノ下と1F保育室と1Fの荷戻しまでの完了!
工程
①状態チェックとホコリ掃除と補修
②床表面の調整・機械研磨と手作業研磨
③掃除機で研磨後の粉を吸い取る
④アルコール拭きで研磨後の粉や油分汚れをふき取る
⑤カラーGコートで全体着色
⑥Jプライマー・エバーグラスコート塗布
目止めが目的
⑦TOPコート・エバーグラスコート+プラス塗布
2023年8月7日
1F保育室を①~⑥で完了してみると・・・光沢がない!
さぁ~どーする、どーする~
光沢UP用のWプライマーを試してみる???
まとめ
剥離
できるだけ水を使わず多層水性WAXを剥離することが重要。
剥離剤に粘性をつけたり、作業部分の取り合い(切り方)を工夫する必要がある。
フローリングの貼り方に沿って剥離部分をカットすること。
フローリングをバッサリ横カットすると重なりが黒くライン状になる。
廃液をしっかり取り切れていないと黒くシミになることが判った 。
表面調整⇔清掃
②③④の工程を繰り返して少しずつ調整する。
表面が残っている部分は手研磨する、新品に張替えられた箇所は削ったりせずそのまま着色する。
着色
以前のウレタン塗装のオーカー色が残っていたので着色
⑤⇒⑥の順番にした理由は、色を染込ませてキズや凹みでも色が変化せず目立たなくするため (年長さんが駒まわしで削っても下地色になりませんでした) 。
Jプライマー⇒TOPコート
⑥目止めをガラスコーティングにした理由は、ガラス剤を重ね塗りすることで強固な表面層を形成するため。
⑦清潔さを保つため、抗菌エバーグラスコート+プラス塗布
次回へ続きます…